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・・・などと、変な期待を持ってはいけません(注1)。学級通信が出なかった主な理由は、担任の怠慢と、我が家のパソコン(注2)が限界に近づいていることです。もう、2世代くらい前のパソコン(注3)にあの手この手を加え、どうにか使っている状態なので、あちこち不具合が出てきまして・・・。別に書くことがなかったわけでもありません。
まずは、PTA親子ソフトボール(注4)で、堂々三位入賞したこと。このことについても、BAKU先生寝坊事件(注5)、○○君の選手宣誓、先発の△△さん・おさえの××さん・・・驚異の投手陣、くじ運で勝ち進んだ二回戦、くじ運で敗れ去った三回戦、異様な踊り、謎のチアリーダー軍団(注6)、仲良くなった××小のみなさん・・・と書くことはたくさんあります。これだけでも、二号分くらい書けます。(注7)
お次は、社会科見学(注8)のことです。小学校最後の校外学習です。おやつも自由、水筒の中身も自由、おやつを食べる時間も自由、見学グループの編成も自由、科学技術館での見学も自由、そして、今、「自由」を手に入れるともれなく「責任」がついてきます・・・ということ。
学校参観週間三日目の音楽発表会(注9)のこと。自分が選んだ楽器だけど・・・、パソコンを利用して・・・、音が取れない・・・、変わってきた歌声・・・、など、発表の場面からは想像もできない様々なことがありました。
1学期は、日光の準備が忙しくて出来なかった・・・。3学期は、卒業式の練習で出来ないかもしれない・・・。6年生になって最初で、最後の『お楽しみ会』。例のごとく(注10)、学級会でかなり時間をかけて、いろいろ計画を立てました。なんといっても各グループの出し物は秀逸(注11)でした。コギャルになった○○(注12)さんと○○さん。川上からサクランボがどんぶりこ・・・のサクランボ太郎。飲み屋でクダをまく(注13)ガツンと言える○○くん。そして、特別出演、くりんとん(注14)BAKU[特別出演しました]。とにかく、みんな大笑いで2学期をしめくくることが出来ました。
他にも、席替え、係決めのこと、日直一人制のこと、友達関係(注15)のこと、体育(注16)や家庭科(注17)の学習でパソコンを利用したこと、席書会(注18)のことなど、まだまだたくさんあります。これだけ、たくさんあっても書けなかったのは、すべて我が家のパソコンのせいです。さぁ、みんなで、ベルマーク(注19)を集めてBAKU先生にパソコンをプレゼントしよう!!(注20)
二学期の最後に行われた保護者会では、多くの方に参加いただき、ありがとうございました。2学期の子どもたちの様子を中心にお話しましたが、正直言って、正確に伝わったかどうか自信がありません。けれども、みなさんの率直なご意見を聞くことが出来て本当に良かったと思います。
子どもたちは、悩んでいました。迷っていました。幸い、私たち大人が彼らの悩みに気づいてあげることは出来ましたが、すんなりと解決出来ることではありませんでした。日々消えていく彼らの笑顔に、やるせない気持ちでいっぱいでした。出来るだけ時間をとって、彼らの話を聞き、誠意を持って話をしてきたつもりですが、すっきり解決したなんて言えません。
今日の学級通信まで、何度、書いては消し、消しては、書いてきたことか・・・。私の心のどこかに、何かが引っかかり、素直に書くことが出来ませんでした。でも、もう一度学級通信を書こうと決意させたのは、ある子がくれた年賀状の一言でした。そこには、こう書かれていました。
「先生と楽しい思い出をいっぱい作りたいです。」
みんな、気持ちは、同じだったのです。
卒業まで、あと45日・・・。
《注釈の説明》
一週間ほど前までは、他のクラスでお休みが増えているのに、うちのクラスはピンピンしていました。ところが急にお休みが増えだして、あっという間に欠席が6人。そして発熱による早退者が、4人。翌日は欠席者が7人。風邪気味の子が7人。これであえなく学級閉鎖となりました。
毎年恒例になっている送別球技大会。これは、卒業を祝って、5年生の主催で行われるものです。(昨年は、バスケットボール。当時の6年生にボロ負け。悔しまぎれに『○○君、カッコイイ〜!!』なんて叫んでいましたっけ・・・。)今年は、6年生の希望でキックベースをやることになっています。当初、15日に予定されていましたが、欠席者が大変多いため、18日に延期になりました。18日になってもできず、22日へ更に延期。けれど、それでもダメで、とうとう3月に延期になりました。
2組とのサッカーのクラス対抗試合でもそうですが、こういうスポーツは、楽しむことが一番です。PTA親子ソフトボールで培った応援歌を元気に歌っています。(すでに第2応援歌『○の1組応援歌』も好評発売中!・・・売ってないって。)
先日も体育の時間に、キックベースの練習をしましたが、みんな、とっても楽しんでやっていました。こういう素直な明るさが、とっても大好きです。そして、最後に一言。
「今日は、とても楽しみながら、練習できました。まぁ、送別球技大会の目的は、親睦ですから・・・。でもねぇ・・・、未だかつて、6年生が負けたことはないんだけどねぇ・・・。」
さんざん誉めておいて、妙なところでプレッシャーをかける担任なのでした。
さて、なんと言っても、子どもたちの頭に浮かんでくるのは、もうすぐやってくる中学校生活です。期待半分、不安半分といったところでしょうか。
そこで、3学期になってからは、いろいろな面で中学校生活に対応できるように練習しています。2学期にも、テストを数日でまとめてやってしまう、中学校のような期末テスト方式をやってみました。
国語の「外来語と日本文化」という単元では、自分の力だけで、形式段落(6)(7)(8)をまとめました。まとめ方も自由で自分のやりやすい方法でまとめました。5年生になったばかりの頃、「この部分をまとめてみよう。」と言われて、何も書けなかった子どもたちが、ぶつぶつ言いながらも、どんどん自分の力でノートにまとめていきます。子どもたちの机の間を歩きながら、『ずいぶん成長したなぁ。』と思いました。
理科の「人と環境」という単元では、教科書の内容をざっとまとめた後、環境について自分の興味関心のある事柄を探しだし、それについてレポートを書くことにしました。まだ学習していませんが、社会の最後の部分でも環境問題がでてきますので、それも併せて総合的に学習していきたいと思います。
23日の授業参観では、パソコン使った調べ学習の一部を見ていただきました。
また道徳でも、「ボランティア活動」に着目し、いったい「ボランティア」とは何なのかを探っていきたいと思っています。
このように学習面でも、自分で進めることが多くなってきましたが、もうひとつ大きなイベント「謝恩会」があります。今現在だけでも、次のことをやらなければなりません。
(1) 合奏の練習
(2) 合唱の練習
(3) 似顔絵名札づくり
(4) 招待状の作成
(5) 「6年間の思い出」の寸劇の練習
これ以外にも、係を担当している子もいます。大変だけれども、主催は自分たちなんだとはりきって取り組んでおります。「謝恩会」以外にも、「六年生を送る会」でのお礼の言葉、「お別れ招待給食」でのお礼の言葉などもあります。おうちの方も、できる範囲でご協力よろしくお願いいたします。
卒業前に、本当に忙しくなってきました。だけど、このクラスの友達と机を並べるのも、あと数週間。三学期の最初に決めた自分の目標を忘れずに、残り少ない日々を大切に過ごしてください。今は二度と戻ってこないのですから・・・。
【問題1】
卒業式まであと 日ですが、卒業式の時、BAKU先生はどんな様子でいるでしょうか。次の中から選び、□に番号を書きなさい。
(1) 涙でグシャグシャになっている。 (2)
涙をこらえ、みんなを見守っている。
(3) 寒いギャグを言っている。 (4)
寝ている。
(5) その他( ) (10点)
| 回答欄 ________ |
いやぁ、あんまり忙しい、忙しいと言っては、なんか言い訳がましいですけど、本当に忙しいです。ハイ・・・。
「とにかく、今は謝恩会の準備」状態です。忙しくなるのは、わかっていたわけですので、用意を怠っていたわけではないのですが、2月後半のインフルエンザの猛威にため、ずいぶん予定が狂ってしまったのです。学級閉鎖は、もちろんですが、風邪ひきの人が多いため、送別球技大会やクラブ発表会が3月に延期になり、授業もずいぶん遅れました。また、卒業関係の書類の作成や、年度末の区への報告書類も目白押しです。しかも、2月25日は、『ASU[私の次女]』の誕生日、3月3日は、『ひな祭り』(もちろん、お嫁にいけなくなると困るので、早々におひな様はしまわなくてはなりません)、そして、昨日、3月7日は『MOMO[私の長女]』の誕生日と、この時期は、BAKU家にとって最大のイベントが集中しているのです。(個人的なことでスイマセン・・・)
教科書の内容は、ほぼ終わりそうですが、
1 「理科・社会の環境に関するレポート」
2 「道徳のボランティアに関すること」
3 「家庭科の家族への贈り物作り」
4 「家庭科の調理実習」
が、ちょっとあやしくなってきました。子どもたちと『やろう』と約束した以上、多少中途半端になっても全部取り組んだほうがいいのか、それとも、無理せずに、小学校生活最後のこの時期を、じっくりかみしめながら過ごさせた方がいいのか、悩むところであります。
とにかく、あと2日。謝恩会を乗り切れば、少しは落ち着くのではないでしょうか。
ようやく実施することができた送別球技大会。さすが、6年生。圧勝であります。あまりに差が付いたため、私は、子どもたちを裏切り、途中から5年生チームへ監督として移籍しました。それで、ずいぶん、盛り返したのですが、それでも6年生は、余裕で勝ちました。1年の違いがこんなにも大きいのだと今更ながら、感心してしまいます。
6年1組の子どもたち・・・彼らのすごいところは、全員が運動を楽しんでできるとい
うことです。キックベースですから、蹴るのが苦手な子は、結構、ドキドキします。でも、上手な子は、その能力を生かして活躍し、明るく元気な子は、めいっぱい騒いで、チームを盛り上げます。そんな、雰囲気が、苦手な子の能力を引きだし、笑顔でゲームに参加させるのです。
このクラスの雰囲気は、2年間かけて子どもたちが自分自身で作り上げてきたものです。「卒業する日、『このクラスでよかった』と思えるかどうかは、あなた達自身にかかっているのです。」という言葉をしっかりと受け止めてくれた子どもたち。この日、それを、再度、証明してくれました。
6年生を送る会・・・忙しい中、ちょっとホッとする、そして、心が温まる2時間でした。1年生から5年生までの出し物は、それぞれ一生懸命練習したんだなあということが、とてもよく伝わってきました。特に、5年生は、6年生の後をしっかりと引き継ぐんだという気持ちにあふれ、本当によく働いていました。そして、6年生の合唱と合奏も、のびのびと歌い、演奏していました。
合唱「トゥモロゥ」と合奏「剣の舞」は、謝恩会の中でもやりますので、その時、保護者の方には聞いていただけます。何度も、○○先生[音楽専科の先生]にご指導いただき、子どもたちも頑張ってはいますが、音楽的には、まだまだのところがあります。
けれども、6年生を送る会の前日の練習の時、何回目かの「トゥモロゥ」の歌声を聞いていたら、不覚にも『じ〜ん』とこみあげてきてしまいました。何度も聞き慣れた歌声です。低音の声量が足りません。高音ののびもイマイチです。でも、何か今までとは、違うんです。たぶん、それは、子どもたちの真剣な表情だったのかもしれません。
最近、忙しさのせいにして、あなた達を怒ることが増えてしまったけど、先生は、あなた達の頑張りや、一生懸命さや、他人に対する思いやりや、誠実さに本当に感心しています。卒業まであと数日。6年1組として素敵な思い出をいっぱい作りましょう。(ここでタイトルを歌う)
【問題2】
卒業式まであと 日ですが、卒業式、当日、一番緊張しているのは、誰でしょうか。
□に名前を書きなさい。 (10点)
| 回答欄 ________ |
一番最後の○○先生が、退場した後、子どもたちがあげた『やったぁ!!』という歓声。本当に素直な喜びの声だったと思います。
謝恩会、開始20分前。子どもたちが、体育館に集まってきました。ぎりぎりまで準備をしていた子も、時間になるときちんと席に着いていました。子どもたちには、この待っている時間が、とても長く感じたことでしょう。私が、ピアノを弾いたり、例のごとく、くだらない冗談を連発したのも、子どもたちの緊張をとくためです。それでも、○○さんは『あぁ、緊張するよぉ〜。』と△△さんの手を握りしめていました。
司会の声とともに、謝恩会が始まりました。第1部は、儀式的な内容を中心に進められます。開会の言葉の○○君。すばらしい挨拶でした。あの挨拶の内容には、私は、一切、タッチしていません。自分で用意し、練習の時から、何も見ずに言っていました。
記念品を受ける○○君と△△さん。二人とも、普段はとても明るいのですが、意外と緊張するタイプ。それでも、堂々と受け取ることができました。
来賓の方々の挨拶も次々と終わり、会食です。私も一休みして、席につきました。すると、近くの席の○○君と△△君が二人して、私にクイズを出したり、妙に話しかけてくるのです。二人ともよく話をする子ですが、それにしても、一段とよく話します。そのとき、ふと自分が言った言葉を思い出しました。『いいかい、君たちは、お客さんを迎える立場なんだから、目の前のものをむしゃむしゃ食べるだけでなく、ちゃんとお客さんと「楽しい会話」をするんだよ。家庭科で「楽しい会食」を勉強しただろう?』
会食の間に流したビデオ映像。本当は、もっとたくさん流したかったのですが、学校に残されている膨大な(しかも、きちんとラベルが書いてあるものは少ない)ビデオテープの中から、やっと探し出したものです。
いよいよ第2部が始まりました。最初の『さて、私は誰でしょう』クイズ。謝恩会では定番ですが、子どもたちのコメントがおもしろかったです。2回ほどしか練習していないのですが、結構、本番でアドリブよろしく笑いをとっていた子もいます。それにしても、なぜ、○○君は、腰に手を当てていたのでしょう。
次は、一番時間をかけて練習した寸劇「友と過ごした6年間」です。
1年生「初めての授業」は、完璧にお笑い一座になっていましたが、あそこまでできるのに本当に苦労していました。最後には、大ゲンカもしたほどです。密かに○○さんの『ピンポ〜ン』に大ウケしていた私です。
2年生「甘えんぼうなわたしたち」は、掃除の場面。ほうきギターで遊んでいる、○○さん、△△さんの悪ガキ二人組。劇が進行する中、後ろで延々とパフォーマンスをしていたのですが、気づかれたでしょうか。
3年生「つりばしわたれ」では、○○先生[3,4年生の時の2組担任]の「バ〜ン!!」が印象的だったらしいです。でも、○○先生のそんな真剣さが自分たちを変えていったと言っていました。
4年生「友情のかけら」では、本当は、○○先生[3,4年生の時の1組担任]役の○○君がスカートをはいて登場する予定でしたが、△△君の「う〜ん、気持ち悪い」の一言で却下されたそうです。残念。
5年生の「ひとつのせんす」は、なかなか話の筋がうまくいかず、謝恩会前日、みんなが帰った後、5時近くまで残って完成させました。ウケねらいをせずに真面目に「御神楽」を見せたところが、先生方には、好評でした。
6年生「日光の夜」は、おしゃべりしている雰囲気がとても良くわかり、とても演技には見えません。でも、日光の時に、君たちがそうやって遅くまでおしゃべりしていたのを先生が知らないと思ったら、大間違いです。
最後の合奏「剣の舞」と合唱「トゥモロゥ」では、多くの方の心に響いたようでした。保護者の方や先生方の中には、涙が出てきたという人も・・・。
本当に、笑いあり、涙ありの6年間でした。その6年間を2時間に凝縮して、見せることができたと思います。
謝恩会の前日。私は、子どもたちを帰した後に、スクリーンに投影していたパソコンの最終調整を始めました。パソコンを起動し、さて、編集しようとしたそのときに画面に映し出されたメッセージ。『ファイルが壊れています。』あの手この手で修復しようとしましたがダメで、結局、最初から作り直しました。気の遠くなる作業をもう一度やり直し、施設管理員さんが帰る10時までに仕上げなければなりません。○○先生が差し入れてくれたコーヒーと○○くんのお母さんが差し入れてくれた栄養ドリンクを片手に、作業を続けます。
一枚一枚のページを作り、つなぎ合わせ、子どもたちの写真やビデオ映像を張り付けていきます。ふと気がつくと、私は、パソコンルームで歌を口ずさんでいました。その歌は、『トゥモロゥ』です。一人、苦笑いをして仕事を進めます。けれど、しばらくするとまた口ずさんでいました。自分で歌っているのですが、頭の中に響いてくる声は、紛れもなく子どもたちの歌声でした。9時15分。ようやく完成しました。
卒業まで、あと数日。おそらく、子どもたちを、○○小の校門から旅立たせるまで、私の頭の中で、彼らの歌声は響き続けるのでしょう。
【問題3】
卒業式まであと9日ですが、卒業式、当日、一番最初に泣くのは、誰でしょうか。
□に名前を書きなさい。(10点)
| 回答欄 ________ |
今日は、あまりゆっくり話している時間がありませんので、昨日、私からの最後の話をしました。
5年生の最後の時にも話したのですが、「君たちを最初に受け持ったときに、話したことを覚えていますか。それは、『このクラスは、先生のクラスではない。君たちのクラスだ。最後に、このクラスでよかった・・・と思えるかどうかは、君たち自身にかかっている。』という話です。」
この2年間(または、1年間、または、半年)、いろいろなことがありました。大声で笑いあったこと、つらくて涙を流したこと、ケンカしたこと、精いっぱい頑張ったこと・・・よかったことも、悪かったこともひっくるめて、『このクラスでよかった』と思えるならば、それが、子どもたちにとって、本当の意味での卒業証書なのではないでしょうか。
そして、こんな話もしました。
子どもたちは、きょとんとした顔をしています。
残念ながら、「いじめ」や子どもの「自殺」などという悲しい話題は、後を絶ちません。夢と希望を持って旅立たせたいのですが、唯一、このことが最大の心配なのです。
ここまでで、限界のようです。何人かの子たちが、涙を流しています。私自身、そんな子どもたちの顔を見ているとジンときてしまいます。帰りの挨拶をしようと日直に声をかけると、子どもたちから「ちょっとお話があります」と止められました。
子どもたちから、言葉と色紙。そして、素敵な歌をプレゼントされました。涙で声にならない歌声。「君たちの名前をしっかり呼び出すのが、先生の最後の仕事だから、卒業式では、泣かないぞ」と豪語していた私も、卒業式前日に陥落してしまいました。
あなたたちは、なんと素晴らしいものを持っているのでしょうか。その素晴らしいものをほんの少し与えただけで、先生を含め、多くの人たちの心を揺さぶってしまいました。
先生は、あなたたちと、ともに過ごしたこの2年間、いつもある一つのことを心に置いてあなたたちと接してきました。それは、『愛される人になってほしい』ということです。人を好きになるということは、とても大切なことです。でも、それ以上に、人に愛されるということは、大切なことです。
誰かを好きになるきっかけは、ほんのちょっとしたことなのかもしれません。それは、立ち上がったときに、すっとイスをしまえる仕草だったり、片づける人のことを考えて、食器をおけることだったり、人の親切に対して素直に言える「ありがとう」という言葉だったり・・・。かっこよさやかわいさだけが注目される、そんな今日この頃だけれども、いつの時代でも『誠実さ』は、愛される条件なのです。
あなたたちも、やがて大人になり、あなたたちのお父さん、お母さんと同じように誰かを愛し、愛されます。そして、その両手に、かけがえのない宝物を抱きしめたとき、『愛する』という本当の意味を知ることと思います。
時には、大きな声で怒ったり、時には、ふたりっきりで長い時間話し合ったり、あなたたちにとって、先生は厳しかったかもしれません。でも、先生は、いつもそのことをあなたたちに伝えたかったのです。結果的に、うまく伝わらなかったかもしれません。けれど、それでも、先生は、あなたたちに『愛される人になってほしい』ということを伝えたかったのです。
先生は、あなたたちに会えて本当によかった。
ありがとう・・・そして、さようなら・・・。
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