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No.1 平成8年4月8日(月)

 進級おめでとうございます。いよいよ最高学年としてのスタートです。小学校生活最後の1年をステキなものにするため、子どもたちと一緒にがんばりたいと思います。

 4月5日、始業式前日に、入学式の準備などのために子どもたちは登校してきました。まず最初に、1年生から6年生までの全教室の机と椅子の数を調整します。その後、先生方の荷物を新しい教室に移動します。役得というか、新6年生は、このときにどの先生が何年何組なのか分かってしまいます。○○君がすっと寄ってきて「BAKU先生、6年?」とにやにや笑っています。でも、担任の先生の発表は、4月6日の始業式ですから、この日は「さぁ?」としか答えられません。
 そして4月6日、始業式。校長先生から担任の発表です。「6年1組、BAKU先生。」「はい。」と返事をして、子どもたちの前に立ちます。そして、お互いに「よろしくお願いします。」と挨拶をしました。始業式が終わり、各学年、それぞれ校庭で担任の先生から話を聞きます。6年生は、この後、入学式の準備があるので、教室に入りました。20分ほど時間がありましたので、6年生最初の話をしました。

 このあと、もう少しわかりやすく説明しました。また、校帽をかぶる、買い食いなどはしないなど、当たり前のことですが、イヤでも最高学年は、下級生のお手本になるのだから、しっかり守ってほしいということも話しました。そして、進級の喜びをかみしめるひまもなく、すぐに入学式の準備にあわただしく取りかかりました。
 これから、一年間、子どもたちは、どのように成長していくのでしょうか。ぶつかり合い、励まし合い、助け合って、ステキな6年生になることを期待しています。

担任紹介

 昨年までは、年齢を書くのを適当にごまかしていましたが、もう、子どもたちのもばれていますので、19XX年5月28日生まれの○○歳[実際には正直に書きました]、星座は、双子座(この間、イギリスで13番目の星座が見つかったそうで、そうなると牡牛座だそうですが・・・)、血液型はAB型(AB型の性格ぴったりだとうちの奥さんは言うのですが・・・)です。A小学校3年目、教員になって9年目です。3月に5歳になった娘一人と、妻一人(当たり前・・・、二人もいたら犯罪です)の3人家族です。○○県の○○市に住んでいて、通勤1時間ちょっとです。
 その他、何か知りたいことがありましたら、保護者会で何なりと・・・。

○4月の行事予定

[省略]





 
No.2                                     平成8年4月15日(月)

 6年生になり、一週間がたちました。ようやく、妙に狭く感じる教室にも慣れてきました。

 校旗当番(日直)、体育館の窓の開け閉め(体育館の掃除当番)、朝の時間の1年生のお世話(班ごと)、全校朝会時の挨拶(出席番号順)。これは、6年生がしなければならない仕事です。この他にも、昨年度の放送委員会、集会委員会、飼育委員会の子たちは、今年度の委員会が発足するまでは、仕事をしなければなりません。子どもたちもその多さに最初は動揺しましたが、「今までの6年生だってやってきたんだ」ということを考え、それぞれがんばっています。特に1年生のお世話は、がんばっているようで、1年生担任の○○先生から「きびきび動くから、本当に助かるわ。」とほめていただきました。

 でも、クラスの中ではいろいろあるのです。
 例えば、牛乳びん。給食を食べ終わって片づけるときに、牛乳びんを入れる箱に戻すのですが、その箱の中で2、3本転がっているのです。それくらいと思われるかもしれませんが、給食主事さんが片づけやすいようにしておくのが最低限の礼儀だと思います。

 例えば、掃除。私が「このゴミ取って。」とお願いすると、「おまえやれよ。」「わたしは、これやってるもん。」と始まります。しばらくやりとりを聞いているのですが、いつまでたっても終わらないので、「結構です。先生がやります。」と言ってしまいます。割り振られた仕事は、頑張るのですが、誰がやってもかまわない仕事となると別のようです。

 例えば、従業中の挙手。「〜が分かる人。」と聞いても4、5人が手を挙げるだけ。「・・・ということは、今、手を挙げていない人は、この答えが分からないと考えていいんですね。」と言うと、ほとんどの子があわてて手を挙げます。

 ここまで、読んでお子さんを呼びつけて「あなた、ちゃんと手を挙げてるの!お掃除してる?牛乳びんは!?」などと怒らないでください。今、書いたことは、6年生としては、ほめられることではないですが、それは、クラスの中で子どもたちが解決しなければならないことなのです。

 私は、この学年便りの中で、いいことばかりを書くつもりはありません。
 今回のようなことを書くと、「うちの子は大丈夫かしら?」と保護者の方を不安にさせたり、「BAKU先生って細かいわね・・・。」とか、「なんか、クラスがまとまっていないんじゃないのかしら・・・。」と思われてしまうのも分かっております。でも、子どもたちの現状を知っていただき、この1年間で子どもたちがどのように成長していくかを見守ってほしいのです。

保護者会ご出席ありがとうございました

 最後の学年ということで役員決めにも時間がかかりましたが、和気あいあい(?)のうちに終わりました。私からは、保護者会の資料の説明と、6年生の心と体の発達の傾向についてお話ししました。
また、写真屋さんに写真を撮っていただく関係で、保護者の方に、卒業アルバムを作るかどうかについてを図り、【卒業アルバムを作る】ということに決まりました。

○4月の学習予定

[省略]





 
No.3 【みんな1年生とよく遊んでくれます 号】             平成8年4月23日(火)

 ようやくタイトルが決まりました。[この号まではタイトル未定で発行していました]
なんともおこがましいタイトルです。でも・・・。

 「世界でいちばん!」なんて・・・。とお思いでしょうが、私は、子どもたちに「世界で一番」になってほしいのです。でも、世界中の6年生と比較することなんてできません。いったい何が世界で一番なのか。その答えは、来年の3月25日、卒業式を迎える日、そして、A小学校を去っていく日に分かると思います。とにかく、平成8年度、A小学校6年1組は、「世界で一番!」を目指して頑張ります!

サイクリングサイクリングヤッホー!ヤッホー!

 さて、4月19日に○○公園に遠足に行って来ました。今年は2回目ということで、公園内での自由行動を計画させました。各グループ、それぞれ工夫して計画を立てていましたが、実際行ってみると見学する場所が工事中だったり、思ったほどすごくもなかったりと計画通りにいかなかったところもありました。
 そんな中、子どもたちが一番喜んでいたのは、原っぱでした。あるグループは、高台の原っぱでねっころがって「先生!すっごい、気持ちよかったよ!」と目をきらきらさせて言っていました。
 またあるグループは、芝生の坂をごろごろと転がり落ちて遊んでいました。また、ほとんどのグループが自転車であちらこちらをまわる計画をたてているのに、最初から、ひとつの広場で思いっきり遊ぶという計画を立てていたグループもありました。そんな子どもたちをみて、アスレチックなどで遊ぶのもいいけど、何もない原っぱというのも子どもたちにとってはステキな場所なんだと再確認しました。

 自由行動というと、子どもたちは喜びますが、先生たちは一苦労です。まず、自由行動の時のけがなどの対処を考えたりしなければなりません
 図工の○○先生には、チェックポイントとして2時間弱同じ場所にいてもらったり・・・。わたしは、あちらの迷子、こちらのパンクとサイクリングコースをダッシュで何周もしてしまいました。おかげでその日は、帰ってから太股に何枚ものサ○ン○スがペタペタ・・・。でも、もちろん子どもたちの前では、平気な顔をしていましたが・・・。

おしゃべり禁止令発令!

 給食が始まって1週間たった頃。何度か給食中の話し声が大きすぎると注意しました。しかし、残念ながらいつまでたっても変化がなく、「これでは、おしゃべり禁止令を出すしかないぞ!」と少々脅かしました。でも、これも効果なし。そこで、給食終了後に「気分の悪い人だっているし、先生の話も聞こえない。おしゃべり禁止令を出すことについて班毎に相談しなさい。」と、話し合わせました。

 その結果、うるさくしていてのは自分たちなんだから「おしゃべり禁止令」を受け入れるという班が3つ。給食目標には「楽しく会話しよう」というものもあるのだから、禁止令はイヤだという班が2つ、確かに悪かったけれど、静かにおしゃべりするようにするから、あと1週間猶予がほしいという班が1つ。正直言って「禁止令」を受け入れる班がこんなに多かったのもちょっと驚きました。そこで、1週間の様子を見て決めることにしました。先週1週間、うるさくなると「静かにしようよ!」と一生懸命声を掛け合っている子もいましたが、静かにおしゃべりできたのは、最初の1日のみ。そこで、昨日から「おしゃべり禁止令」が発令されてしまいました。昨日はし〜んとして、いやあ、不気味、不気味。自分で言い出してそれはないでしょと子どもたちに言われそうですが、私自身、一言の会話もない給食時間なんて初体験です。

 でも、これは、子どもたち自身が選んだ道なのです。自分たちの行動に対する子どもたちなりの責任の取り方なのです。今後、子どもたちから自発的な意見がでない限りは、私の方から禁止令を撤回するするつもりはありません。まあ、一日のうち、20分程度、心静かに食事するのもいいんではないでしょうか。







 
No.4 【忘れ物が多いので気をつけよう 号】               平成8年5月1日(水)

 遠足の様子を俳句でまとめてみました。それでは、縁側でお茶でも飲みながらどうぞ。

[子どもたちの俳句を掲載。省略]

なかなか渋いでしょう。まあ、季語がないのもあるので正式には俳句ではないのかもしれませんが、趣深いではありませんか。
(尚、俳句を作った日に欠席していた子もいます。ご了承ください。)














 
No.5 【エプロンは作品展に出展します 号】               平成8年5月1日(水)

《集金のお知らせ》

[省略]
 以前に、お知らせしたとおり、5月は、給食費、PTA会費、卒業対策費の振り込みもありますので、今回の教材費、2,500円は、5,6月に分けて集金したいと思います。

《エプロンの材料についてのお知らせ》

 尚、本日、家庭科のエプロンの材料の申し込み袋を配布いたしました。自分で布を用意する子は、申し込まなくても結構です。子どもたちには、話してありますが、自分で用意する場合には、次の点にご注意ください。
 ◎布地は、綿で、三折りしてミシンがかけられる厚さ。
 ◎寸法は、個人の体格にもよりますが、90cm×70cmくらい。
 ◎ポケットを付ける場合は、その分も、考慮してください。
 ◎丸ひも、約220cm。昨年作ったナップザックのようなもの。

いよいよ○○先生登場!

 1年生も学校になれてきたので、いよいよ5月7日(火)の家庭科の時間に○○先生[T.Tの先生]がきてくださいます。1回目の授業では、大質問大会を予定しています。(ハイ、私が勝手に予定しました。)こう、ご期待!(いったい何を期待しているのやら・・・。)

○5月の行事予定・学習予定

[省略]






 
No.6 【○○君は百人一首を全部覚えてるんです 号】         平成8年5月23日(水)

 来週は、個人面談、再来週には家庭訪問があります。お忙しいとは思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。

まめを作ろう!

 職員室で先生方と話しているときに、「最近の子は、鉄棒でまめを作らないなぁ。」ということが話題になりました。そこで、体育の鉄棒では、子どもたちにまめを作ってもらおうという目標を立てました。もちろん、授業で鉄棒を何度もやらせることで、まめはできます。でも、それは鉄棒を嫌いにさせるだけです。休み時間など子どもたちが自然と鉄棒に群がるようになってほしいと考えました。

 鉄棒の授業で最初に言ったことは、

ということでした。何か教師にあるまじき発言のようですが、鉄棒が苦手な子の「鉄棒→逆上がりができない→恥ずかしい→やりたくない→授業以外で鉄棒なんかさわりたくもない→まめができない」という図式を打破したかったからです。

 子どもたちの技能の差は、とても大きいです。得意な子は、「後方支持回転」「前方支持回転」「ふりとび」「背上がり」「ともえ」など大変高度な技もできます。苦手な子は、やはり逆上がりで困ってしまいます。けれども、補助板の使用やその他の簡単な技を教えることで少しずつ自分から挑戦するようになりました。

 休み時間には、6年生が鉄棒に群がるようになりました。休み時間でも下校時でも「先生、できるようになったよ!ちょっと見て!」と言ってくる子も増えました。自分で新しい技を作った子もいます。
 授業では、「あがる技」→「回る技」→「おりる技」の組み合わせを評価しました。授業ですでに発表している子でも「新しい技ができたから、もう一度やっていい?」と言う子も出てきました。

 おかげさまで、絆創膏が飛ぶように売れます(?)。「また、まめがつぶれたよ・・・。」とぼやきながらも、鉄棒にぶら下がる子どもたち。「たかが鉄棒。別にできなくたっていいや。」という考えが、逆に子どもたちを鉄棒に近づけました。

「たかが鉄棒、されど鉄棒」これからも、鉄棒と上手につき合ってほしいと思います。

○○さんが転校することになりました

 5月24日を最後に○○さんが転校することになりました。6年生になって2ヶ月弱。また一人減ってさびしくなりますが、○○さんの前途を祝してお別れ会をする事を私が提案しました。会の原案は、学習係に出してもらうことにしました。すると、学習係から「お別れ会」というのは、なんかさびしいし、新しい学校へ行っても頑張ってもらえるように「○○さんを励ます会」(なんかどこかの政治家みたいですが・・・)という名前にしようと言う提案も出されました。すでに2回、このことで学級会を開いています。

 少々話がずれますが、6年生になってからの彼らの学級会のすすめ方は、たいへんすばらしくなりました。当初、意見を言う子が決まっていて、参加するのは、多数決の挙手だけという感じでしたが、昨日の学級会では、かなり活発に意見が交換されました。

 たとえば、準備等の役割分担を決めるときに「クラスの人数が多いのが、全員が係につくのか」という質問に対して、「クラスみんなで、○○さんを励ますのだから、全員係についた方がよい」という意見が出されました。また「○○さん自身は係につくのか」という質問にも様々な意見が出され、最終的に○○さん自身に決めてもらおうということになりました。
 「係をやりますか」という司会の問いかけに対して、○○さんは、すっと立ちあがり、「私も係をやりたいです。」ときっぱりと言いました。普段、物静かな○○さんのこの口調で、私は「クラスがひとつになったなあ」と実感しました。

 この話し合いが、きっとすばらしいお別れ会・・・もとい、「○○さんを励ます会」を作り上げることと思います。

最近の6年1組では・・・

 
No.7 【○○さん[この日を最後に転校する子] 元気でね 号】    平成8年5月24日(木)

 少々、時期がずれましたが、遠足の写真などをご覧ください。

[写真は省略・・・。
 でも、省略ばっかりで、つまんないでしょうから、写真に対するコメントだけ掲載します]

写真1・・・問1 なぜ、この班は、こんなに大笑いしているのでしょう。
写真2・・・問2 迷子になりかけたのは、誰と誰でしょう。
写真3・・・問3 ○○くんがくわえているのは、本当は何でしょう。
写真4・・・問4 なぜ、○○さんだけ、帽子をかぶっているのでしょう。
           答え(  )暑かったから。
              (  )ただ、ぬぎわすれただけ。
              (  )実は、ほかの全員が帽子をわすれていた。
写真5・・・問5 ○○くんと○○くんは、なぜ、ホッペがふくらんでいるのでしょうか。
           答え(  )口にお菓子が入っている。
              (  )ベロで押している。
              (  )実は、二人とも「こぶ爺」だった。
写真6・・・問6 この時、BAKU先生は、どんな体勢をしていたでしょうか。
写真7・・・問7 なぜ、○○くんは、写真を撮るとき、手を腰にあてるのでしょうか。
写真8・・・♪はだかんぼうの○○○○〜♪(あわてんぼうのサンタクロースのふしで)
写真9・・・ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・。
      [芝生の坂道を転げ落ちている。写真から顔だけ出てしまった子に]
         ↑★★くんです。
写真10・・・イェ〜イ![自転車に乗っている子どもたち。カメラにVサイン]
       片手運転は、いけません!   「また、半分かよ!★★でぇ〜す!」






 
No.8 【たまには、お子さんのノートも見てね 号】           平成8年5月24日(木)

[遠足の写真 行き帰りの様子]
写真1・・・[カメラを向けた先生にみんなでVサイン]
         ↑「また切れてる!俺が★★だ!」
写真2・・・[女子が前面で男子が後ろから背伸びしている]
       女のカゲに男あり・・・見えないよぉ!
写真3・・・[帰りの電車の中]
        子ども1←真剣にねている○○くん
        子ども2←いつも何かしらやってくれる△△くん[カメラに向かって変な顔]
        子ども3←おかしくて、ねむれない□□くん
写真4・・・[電車の座席に座り、先生も含めて7人が肩にもたれかかっ寝ている]
      ぐぅぐぅ ぐぉーぐぉー ムニャムニャ へっへっ スヤスヤ う〜んう〜ん ごぉごぉ
                       ↑またしても顔が見えない★★くん
写真5・・・[ようやく、学校についてみんなでパチリ]
      「ただいま帰りましたぁ!」
          ↑あぁ、やっと顔がうつった。私が★★です。

[1年生と仲良く遊んであげている写真]
写真1・・・6年生「小さい子の面倒は、お得意よ!」
写真2・・・6年生「上手に履き替えられるかな。」 1年生「よいしょ、よいしょ。」
写真3・・・6年生「いい、お姉ちゃんの様にやるのよ。ほら、せぇ〜の!」
      1年生『もう、それくらいできるのに・・・』






      

 
No.9 【今日、席替えしました 号】                     平成8年6月1日(土)

 昨日、三日遅れの誕生日プレゼントを子どもたちからもらいました。一人一人からの心のこもったメッセージ。みんな、本当にありがとう!

 数日前から、どうも挙動不審な(?)動きがあったのですが、私に隠れてこそこそとプレゼントを準備していたようです。帰りの会で急にみんなが立ち上がりニヤニヤしているのです。そして、「誕生日おめでとう!」6年生になるとやることが本当にニクイです。

 私は、こんなにステキな子どもたちに囲まれて本当に幸せです・・・と、精いっぱい持ち上げといて、実は、5月1日から31日までの1ヶ月、6年1組であるプロジェクトが進行していたのをご存じでしょうか。お子さんから聞いた方もいるかもしれませんが、5月中毎日、忘れ物調べをしていたのです。4月当初から忘れ物が多くて困っておりました。そこで、子どもたちに忘れ物調べをする事を提案しました。うちのクラスでは、忘れ物をした場合、朝の会で自己申告し、その対応策(ex.教科書を忘れたら、友達に見せてもらう。宿題を忘れたら、休み時間にやるなど)を言わせます。

 5月の忘れ物調べの結果は、次のようになります。授業日数22日で総数155個、一人平均約4.3個。忘れ物を全くしなかった人は、○○さん、○○さん、○○君、○○さんの4人でした。一番多かった人で1ヶ月に9個。忘れ物でもっとも多いのが、宿題、続いて教科書・ノートです。ひとつも忘れ物なかった日は、5月22日の1回でした。

 さて、このような結果を聞いて保護者のみなさんはどうしますか。おそらく、まずお子さんを呼んで「あなたはいくつくらい忘れ物をしたの!」と問いただすのではないでしょうか。それもいいでしょうが、もし、忘れ物が多いなと感じるようでしたら、忘れ物をしないための工夫を一緒に考えてあげてください。子どもたちは、「忘れ物をすると自分も困るし、他人に迷惑をかけることもある」ということは、十分承知しています。

 具体的には、忘れ物をしにくい環境を整えてあげることです。机の周りなどは整理してあるでしょうか。朝は余裕を持って起きているでしょうか。
 もう6年生ですから、忘れ物は親の責任ではなく、本人の問題だと思います。ですが、「できないことをできるようになれ」と言ってできれば簡単です。できるようになるためにはどうしたらよいか話し合う場を作ることも大切ではないでしょうか。

○6月の行事予定・学習予定

[省略]





 
No.10 【○○先生[実習生の先生]って十代なんですぅ・・・ 号】    平成8年6月12日(水)

 行って来ました。日光林間学校の下見。私が出張している間、実習生の○○先生と楽しく過ごせたようです。

 私が出張していた間に、○○先生[実習生の先生:以下、CHIKA先生とします]が「BAKU先生に伝えたいこと」と言うことでみんなにひとこと書いてもらいました。それを見ると「CHIKA先生と楽しく過ごしました」「先生がいないとなぜか忘れ物が0でした」などとってもうれしいお言葉。まぁ、とにかく子どもたちは、大きな問題もなくしっかり頑張ったようでした。特に14日(金)に行われる全校児童集会に向けてそれぞれ工夫して準備をしていたようです。
 我が6年1組では、全校児童集会(○○[学校名]ドリームフェスティバル'96)に3つのお店を出します。ひとつは、雑貨屋さん。すべてハンドメイドで、フェルトを穴あけパンチで穴をあけ、その小さな丸いフェルトでかわいいマスコットを作ったり、ステンドグラス風のしおりを作ったりしています。また、さすがに6年生と言うか、ミシンまで使ってなにやら製作しています。
 もう一つは射的。わりばしでっぽうでやるオーソドックスな物ですが、ひとつひとつのてっぽうにも工夫がしてあり、また、的も、遊園地においても恥ずかしくないくらい(・・・やっぱり恥ずかしいか・・・)大きな物を作っています。
 そして、教室の隣の多目的室全部を使ってのお化け屋敷迷路は、かなり大がかりです。暗幕で部屋を暗くし、照明や効果音、その他、小道具もいろいろあります。迷路の壁にベートーベンの肖像画がかかっているのが妙に怖いです。(○○先生[音楽専科の先生]、ごめんなさい)

 日程的にもちょっときついのですが、みんな意欲満々です。このような活動は、子どもたちの楽しみだけで行っているようですが、そうではないのです。そこには、創造性、創意工夫、企画力、実践力などが培われる場なのです。お化け屋敷などの準備を見ているとよく分かるのですが、ここでこんな風におどかそうというアイデアは豊富なのですが、やはり、全体を見渡した計画力が少々弱いようです。
 しかしながら、21世紀を担う子どもたちは、このような活動を通して少しずつですが、知識を詰め込むだけでない本当の問題解決の方法を習得するのではないかと思います。

送ればせながらCHIKA先生のご紹介

[CHIKA先生の直筆のご挨拶:省略]

お知らせ・おわび・お知らせ・おわび・お知らせ・おわび・お知らせ・おわび・お知らせ・おわびお知らせ・おわび・お知らせ・おわび

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No.11 【授業参観、いかがでしたか 号】                 平成8年6月29日(土)

 CHIKA先生が教室を去っていきました。手にはみんなからのメッセージと花束、そして心には、ステキな思い出を抱えて・・・。

 CHIKA先生と一緒に過ごしたのは、たった3週間でした。実習初日に、私が冗談半分に「優しいコース、普通コース、厳しいコース、どれで行く?」ときくと、じっとしばらく考え込んで「・・・厳しいコースでお願いします。・・・でも・・・私、泣くかもしれません。私、泣き虫なんです」とおっしゃっていました。
 でも、最後まで、厳しいコースに耐え(私、本当に厳しいです・・・)、泣かずに頑張りました。(一度だけ、目に涙をためていたこともありましたが・・・)

 お別れの前日、子どもたちが「先生、みんなで100円ずつ出すから、CHIKA先生に花束買っていいですか。」と言ってきました。そこで、お金は先生が出すから、班の代表の人で買いに行こうということになりました。また、一人一人からのメッセージも書くことにしました。
 最後の日の帰りの会、みんなから歌のプレゼントです。「♪君と出会った奇跡がこの胸にあふれてるきっと今は自由に空も飛べるはず・・・♪」そして、花束とメッセージを渡しました。この時も、泣き虫のはずのCHIKA先生は涙を見せませんでした。

最後の実習日誌には、こんなことが書いてありました。

 実習生を担当するということは、授業遅れるし、担任もものすごく大変になるのですが、それ以上に子どもたちは、CHIKA先生から多くのものを学んだはずです。それは、一生懸命さであり、誠実さであり、優しさであり・・・。そして、何よりも自分の夢に向かって頑張っていくという真摯な姿勢を学びました。
 今年、東京都全体で教員の募集は70人だそうです。この難関を突破して教員になれるかどうか・・・。でも、いつかはきっと「空も飛べるはず」です。そこには、こんなにもすばらしい子どもたちが待っているのですから・・・。

ある日の出来事・・・

先日、体育館で○○さんと○○さんと○○さん VS BAKU先生でバスケットボールをして遊んでいた時のこと。

○7月の行事予定・学習予定

[省略]





 
No.12 【CHIKA先生から一人一人へのお手紙が・・・ 号】       平成8年7月6日(土)

 昨日は○○にある古代オリエント博物館、プラネタリウム、水族館に、一人のお休みもなく、6年1組37名全員で行ってきました。

 日光林間学校の準備であわただしい中、博物館とプラネタリウムの見学に行きました。
 博物館では、「中国・南越国の至宝展」が開催中で、秦と漢の間の93年間に栄えた南越国の様々な出土品を見学しました。
 数多くの玉片をつなぎ合わせた王の体を包んでいた鎧のような物を見学しているとき、ある子が「先生、この一枚に数字が書いてあるよ。」と気づきました。見てみると、なるほどスタンプのような物で一枚の玉片に数字が打ってあります。その子と一緒に説明を読んでいるうちに、それは、朽ち果てた出土品を再現するために打った数字がたまたま表に出てしまったのが分かりました。何かの手違いなのかもしれませんが、その膨大な数の玉片を再現するための発掘現場の学者達の苦労が垣間見えたようでした。また、社会で学習した古代邪馬台国の金印と同じ様な金印もあり、子どもたちは興味深そうでした。
 プラネタリウムでは、北斗七星、北極星、夏の大三角を中心に見学しました。これもちょうど6年生の理科の学習範囲で大変わかりやすく、是非、日光で本物の星空を見ようと話し合いました。
 水族館では、いろいろな水中の生き物を見学しましたが、5年生の社会の学習の中で出てきたマングローブという植物もあり、子どもたちはこれがそうか・・・と見入っていました。
 今回の見学は、電車に乗って行きましたが、一緒に行ってくださった校長先生、図工の○○先生に、「電車の中での態度が『さすが6年生』ですね。」とほめていただきました。「静かにしよう。」と声を掛け合ったり、混んでいるときはナップザックを手に持ったりなど臨機応変に対応できるようになりました。
 とにかく、クラス全員で行った今回の見学は、子どもたちにとって、残り少ない小学校生活の良い思い出になったようです。

「はい、ノートに字が書けた人!」

 6月29日の土曜参観には大勢の方にいらしていただき、子どもたちは結構緊張していました。
 授業の中で、いかに子どもたちに手を挙げさせるか(自分の考えを表現させるか)ということに苦心しています。6年生になったばかりの頃は、本当に2,3人しか手を挙げませんでした。子どもたちが手を挙げない一番の理由は、「恥ずかしい」「間違ったらどうしよう」ということです。更に「分かっているけど、発表なんかしなくてもいいや。」という考えまであります。いろいろな理由がありますが、そうしているうちに子どもたちは、手を挙げないことに慣れてしまい、本当に必要なときにも手を挙げなくなるのです。そこで、私はちょっと意地悪なきき方をします。

 例えば、ノートに答えを書かせ、「はい、ノートに字が書けた人。」と尋ねます。この場合、答えがあっていようがいまいが字さえ書けていれば手を挙げなくてはなりません。また、今回のように教科書を読んでもらうときに、「読みたい人。」「あまり、読みたくないけど、読んでもいいかなあと思っている人。」「やっぱり、たまには読まなくちゃいけないかなあと思っている人。」などいろいろ聞いたあげく、「では、読みたい人ではなくて・・・ちょっとは間違えてしまうかもしれないけど、この文章が読める人。」と聞いたりもします。この様な尋ね方をしているうちに子どもたちは手を挙げることに慣れてくるのです。

 何か手を挙げさせることばかりに終始しているようにも思われますが、そうではないのです。今子どもたちに必要とされているのは、「自分を表現する力」なのです。「僕はこう思っているんだ。」「私の気持ちはこうなのよ。」ということがきちんと伝えられるようになってほしいのです。

 表現の方法はたくさんありますが、人と人が一緒に生活していく上では、言葉でのコミニュケーションが大切です。少なくとも対人関係の中で「イヤなものはイヤ」と言えるようになってほしいのです。

日光、ケッコウ、コケコッコー!
             (○○君、このダジャレ、何点?)

 1学期ももうすぐ終わりですが、現在、子どもたちは日光の準備に大わらわです。しおり作成係、学習係、キャンプファイヤー係、室内レク係、バスレク係の5つに分かれて毎日、打ち合わせしたり、資料を集めたりしています。そのため、放課後少し残ったりすることもあります。私は、各係にやるべきことを伝え、助言はするけども、例の如く後はほったらかし(?)です。でも、子どもたちの熱意や創造力は日増しにそのボルテージを上げています。保護者の方々も是非アドバイスするなど力を貸してあげてください。教室では、「日光まであと○日!」という日めくりが毎日、破られていきます。


 ・・・やっぱり、忙しいからなのでしょうか、また忘れ物が増えています。最近は特に宿題を忘れることが増えています。私の記録簿にも未提出の印が増えていく一方で・・・。まじめに一生懸命取り組んでいる子がかわいそうなくらいです。是非、少しの心配りと優しい声かけをお願いいたします・・・。







 
No.13 【トホホ今は、夜中の3時半・・・ 号】               平成8年7月18日(木)

 ついに日光のしおり完成!子どもたちの汗と涙の結晶です。(実際に作成中に○○君の汗が表紙にポトリ・・・)

 教室の「日光林間学校まであと○日!」のカレンダーもあと数枚です。自分たちの日光林間学校にするため、全員が協力して頑張っています。
 昨日、しおりが完成したため「しおり作成係」は、ほっと一息です。ですが、ここ数日間は、「しおり作成係」は、雑誌などの編集部なみのハードスケジュール。〆切に間に合わない原稿を催促したり、間違いを訂正したりパニック寸前でした。特に係の代表者の人は、気苦労が多く大変でした。「しおり作成係」さん、本当にご苦労さまでした。

 しおりの作成を含め、各係の準備は、決してスムーズにいったわけではありません。私は、例の如く、基本的にはノータッチですので、時々進行状況をチェックするだけです。当てにならない先生を抱えた子どもたちは、必死です。「ここまで出来ました!」と先生に報告にくると、「それで、本当に盛り上がるの?」「6年生としてそれでいいの?」「日光の目的に合ってる?」と言われてしまいます。子どもたちは、また考えます。
 とは言っても、完璧に出来るというわけには行きません。そういうときは、当てにならない先生も積極的にアドバイスをしてあげます。「よし、そのアイデアはここで生かそうよ。」「それは、ここと結びつけてごらん。」「こんな風にイメージを持つといいよ。」「大丈夫、心配しなくていいよ。そこは先生が何とかするから。」こうして、それぞれの係で自信が持てる仕事ができあがっていきました。

 残念ながら、その仕事の大半を私が手伝ったところもあります。ですが、その子たちも決して出来ないわけではないのです。言われたことやこちらがお膳立てをしたことはとても立派に出来るのです。しかし、無から創造する経験が不足しているようでした。その子たちも私とぶつかり合いながら、次第に変わってきました。自分たちで作り上げる大変さと喜びを少しずつ感じてきたようです。

 ある子が、授業が始まるとき、眉間にしわを寄せて、恐い顔をして何かを読んでいます。私に「どうした、そんな恐い顔をして。授業が始まるぞ。」と言われて、ハッと気づき、「あっ、いや・・・。ちょっとしおりの原稿を見直してて・・・。」と照れ笑い。クラスのみんなも「ハハハッ!」と大笑い。

でも、私は、その子のそんな真剣な眼差しが大好きです。

 夏休みの生活について、学校から出された「夏休みの過ごし方」をよくお読みになってください。6年生として特に気をつける点としましては、中学校入学をあと半年に控え、背伸びしたくなる時期です。お子さんの気持ちの変化に注意してほしいと思います。

夏休みの課題

(1) 自由研究・・・内容は自由。ただし6年生としてふさわしいもの。
(2) 日光のまとめ・・・画用紙1枚分にまとめる
(3) コンクール応募・・・作文系、ポスター系のコンクールに応募作品1点以上。
              複数、応募しても可。
(4)家庭科から出されたプリント3枚
(5)その他

小学校生活最後の夏休みです。勉強も遊びも是非有意義に過ごしてほしいと思います。けれども、まだ、日光林間学校がありますので、今一つ、夏休みという感じがしません。それは子どもたちも同じ気分だと思います。日光が終わった後、どっと疲れがくるかもしれませんので、健康管理については十分ご配慮ください。



 今日、日光でのキャンプファイヤーでやるフォークダンスの練習をしました。5年生の移動教室できなかったマイムマイムとオクラホマミキサーをやりました。蒸し風呂のような体育館の中で恥ずかしそうにしながらも、みんなきちんと手をつないでできました。終わった後に、女の子たちが「○○君がとっても上手でうまくリードしてくれた。」と大人気でした。 ○○君自身は大照れで恥ずかしがっていましたが、今の時代、リードできるということはとても大切なことです。
男子諸君、ちょっと頑張りたまえ!!





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