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始業式から1ヶ月半。子どもたちも5年生という学年にだいぶなれてきました。
ある体育の時間、「今日は鉄棒をやります。」といったとたん。「えー!
」の声。みんなの顔から、「いやだなあ。」という気持ちがありありと分かります。数人の子は、「僕は、できるぞ。」という表情。まず、聞かれたのが「先生、逆上がりやる?」です。そうです。子どもたちにとって鉄棒といえば「逆上がり」なのです。
どうして、子どもたちは鉄棒が好きではないのでしょうか。それは、鉄棒に限らず、跳び箱、マットなど器械運動は、「できる」「できない」がはっきり分かるからなのです。
まず、数人ずつ逆上がりをやってもらいます。鉄棒まで歩く姿で逆上がりができるかできないか分かってしまいます。全員にやってもらった後に「できた人は、こっちで腕立て後転の練習をしてください。できなかった人はこっちに集まってください。」と指示しました。ああ、なんてことでしょう。ただでさえ、みんなの前で「できない」ということを見せたばかりなのに、今度は「できる」「できない」で分けられてしまうのです。
できなかった子どもたちにいくつかの細かいステップを説明しました。「おへそを鉄棒につける」「手を伸ばさない」「おなかが鉄棒についたら、足の付け根を曲げる」etc・・・。少しの練習でずいぶん逆上がりらしくなってきました。
2時間程度の練習で数人ができるようになり、補助板を使えば楽にできる子も出てきました。まだ、できない子も細かいステップで見ると、ずいぶんよくなってきました。
最後に一人ずつやってもらいました。逆上がりができる子は、腕立て後転を入れて、「あがる技」「回る技」「降りる技」を組み合わせてやってもらいました。
一人ずつみんなの前でやるので、どの子もちょっと緊張気味です。逆上がりに挑戦する子の番が来ました。鉄棒の前で構えます。一瞬の静寂。
地面を蹴ります。失敗。もう一度、挑戦します。少し、勢いをつけて蹴る。足があがる。足がうまく鉄棒にかかります。まわりました。そのとたん、見ているみんなから拍手が巻き起こりました。「やった!」「できたじゃん!」の声に照れながら自分の場所に戻ります。
一人の子の頑張りに自然に起きた大きな拍手。その大きさに私自身驚きました。誰からも強制されたわけでもなく、友達に共感して起きた拍手。この拍手がクラスを作っていくのです。
人は誰しも同じではありません。顔や性格が違うように、できることも違って当たり前なのです。そのことを認め合いながら、一人一人が成長していってほしいと思って、学級通信のタイトルを「はくしゅ」としました。私自身、この子たちがA小学校を巣立っていくとき、素敵な拍手が送れるようになりたいと思っています。
恥ずかしながら、自己紹介をさせていただきます。教員になって今年で8年目。前任校では、言語障害・難聴学級の担任を3年間、その後、学級担任を3年間やりました。そして、去年、このA小学校に転任して1年生を担任しました。
高学年を教えた経験は、正式採用になる前に非常勤講師として6年生を半年間、卒業まで受け持ったことがあります。
東京オリンピックの年の5月28日生まれ。龍年、双子座、AB型です。実は誰もそうとは思ってくれないのですが、A小学校の先生の中で一番若いのです!(あっ、今、とっても驚いたでしょう?)
現在、妻一人、MOMO[私の長女]という4歳になる娘、住宅ローンを両肩にのせ、がんばっております。趣味はギターを弾くこと。特技は、パソコン。資格は、教員免許(先生ですから当たり前)、運転免許(この間、更新してきてゴールドカードになりました)、英検3級(決して英語がしゃべれるわけではありません)を有しております。
こんな私ですが、1年間なにとぞよろしくお願いいたします。
家庭科の裁縫セットをお配りしました。中身をご確認ください。全ての物に記名して今週中に持たせてください。
今年の組体操は、A小学校創立45周年記念もあって、テーマは「東京」です。東京にある建物などを表現しています。新宿副都心、国会議事堂、とげぬき地蔵、羽田空港、三社祭、レインボーブリッジ、そして東京タワーという構成で表現される予定です。このうち、羽田空港と三社祭は、クラス毎に子どもたちのアイデアで作っていきたいと思います。
組体操は表現運動ですので、全体で何を表しているかということが、注目されますが、担任として本当に見てほしいのは、違うところなのです。本当に見てほしいのは、子どもたちの表情なのです。保護者席からはよく見えないと思いますが、本当はすぐ近くで見てほしいのです。
歯を食いしばっている顔。大きく見開いた眼。ふるえる肩。力を込めた腕や足。その一つ一つを見てほしいのです。
練習を始めた頃は、「痛いよ」「怖いよ」「できないよ」との声も多く聞かれました。また、「お前の乗り方は痛い」など相手を責める言い方もありました。でも、練習を始めて一週間。子どもたちは変わってきました。いくら練習しても、痛いものは痛いし、怖いものは怖いのです。でも、それを口に出さなくなりました。必死に耐えているのです。口にする言葉も「が
んばれよ!」「もう少し!」となりました。下になる子は、「ここらへんに乗って」「こうするといいよ」と言い、上の乗る子は「こうした方が痛くないか?」「こっちから乗るよ」と言うようになりました。カメラやビデオで子どもたちの様子を撮るのもいいでしょう。でも、その前に、子どもたちの顔、眼、肩、腕や足を目に焼きつけてください。そこを見ていただければ、たとえ演技がうまくいかなくても、多少へっぴり腰でも、帰ってきた子どもたちにかける言葉は、おのずと決まってくると思います。私も最後には、そういう言葉をかけてあげたいと思います。
運動会の練習で忙しい中、後回しにしようと思っていたのですが、子どもたちのきらきらと光る訴えかける様な目に押され、家庭科の裁縫実習をしてしまいました。
裁縫をやった経験がある子は、1/3くらいでした。今回は玉結び、玉止めが中心です。とは言っても、練習布を切る、糸を切る、針に糸を通すところでもみんな一苦労です。教科書に手順は書いてあるのですが、糸を60cmくらいの長さに切るところ、10cmくらいにしてしまったり、糸を針に通すときに、つばをつけすぎてべチャべチャになったりと大変です。練習布が薄いので、きちんと玉結びができたつもりでも、ちょっと引っ張ると抜けてしまったり、逆に、引っ張るときに糸が針から抜けてしまったり・・・。それでも、みんなけがすることもなく一生懸命に取り組んでいました。
1年生を受け持っているときには、給食の時間に好き嫌いをしていると、優しく「ア〜ン」と食べさせてくれるBAKUママが登場していたのですが、さすがに5年生ですので、給食の時間にはBAKUママは出てきません。そのかわり、学級会の時間になると登場するのが、21番目の友達、「BAKUくん」なのです。
この間の学級会の時に、席替えの仕方を話し合ったのですが、なかなか意見が出ませんでした。そんな時に、はっと気がつくとBAKUくんが座っていて手を挙げているではありませんか。)司会の人が指名すると、「席は、勝手に先生に決めてもらう。」などという意見を出すのです。
みんなが「え〜っ!」と言うと、「意見が出ないのだから仕方がないと思います。
」などと言うのです。先生に勝手に決められてはたまらないと、BAKUくんに対抗してある子がいくつも意見を出すと、「○○くんは、たくさん意見を出したけど、いったいどれが一番よいと思っているのですか?」と切り返してくるのです。言っていることはもっともなのですが、ちょっといやな奴です。真剣に考えないと負けてしまいそうです。
しかしながら、BAKUくんのおかげで話し合いが進み、結局「お見合い方式」という、席の決め方で決まりました。そして、気がつくとBAKUくんの姿は、消えているのでした。
忘れ物がとっても多いです。宿題もさることながら、教科書を忘れる子が多くて困っています。朝、出かける前にもう一度、確かめるように声をかけてあげてください。
朝、7時30分に学校に着くと、運動会を実施するとのこと。すでに地域の方が、モップなどを手に校庭の水を拭いてくれています。「去年もこんなだったなぁ。○○先生が来てから、ずっと雨じゃないの?はははっ!」などと冗談を交わしながら、みなさんてきばき仕事をしてくださいました。本当に感謝の一言です。
私の担当は放送関係なので、放送機器をぬらさないように注意しながら設置し、放送係の子と最終打ち合わせ。そして、先生方の打ち合わせ。教室に顔を出す暇さえありませんでした。けれども8時35分頃、教室に行くとみんなすでに準備完了。さすが5年生です。朝の会の時に、応援団の子が前に出て気合いを入れます。「絶対勝つぞ!」「オォー!!」
運動会の最中は、私はずっと放送席にいるので、子どもたちの席には行けません。気がつくと5年1組の児童席のあたりには誰もいません。あれ?と思いましたが、ほとんどの子が係の席に移動しているのです。
いよいよ開会式です。入場行進の時も、うちのクラスは、応援団と放送係、そして器楽クラブの子がいませんので、半分の人数で少々寂しいのですが、堂々と胸をはって入場してきます。
いつ雨が降るかわからない状況ですので、プログラムを変更し、各学年の表現関係の演技を先にやってしまいます。
雨で校庭が濡れているので、正直言ってこわいです。そのことだけ、子どもたちに注意して送り出しました。子どもたちは、一つ一つの演技を注意しながら、こなしていきます。
私は、校庭のはじで待機しています。みんなの演技を見ながら練習の時のことを思い出していました。
最後の東京タワー、三重の塔では、「いくぞ。」「ゆっくりな。」と声をかけ合っています。私は、何も言わず、近くによって見ています。
「ピーッ!」と最後の合図がして、一番上の○○君が立ちあがります。「できた?立てたか?」と下になっている子が聞きます。「できたよ。かっこいいぞ。」と私。降ろすときにも「落ち着いて。」「ゆっくりだぞ。」「最後が肝心だ。」と口々に声をかけ合います。
まずは、演奏ができていないとどうしようもありません。休み時間に開放しているパソコンも我慢して、何度も鍵盤ハーモニカを練習していました。隊形変化は、数回の練習時間しかありませんでした。5年生は人数が少ないので、どうしても小さくなりがちです。
器楽クラブの子たちも、難しい曲だったのに2ヶ月でここまでできたのは立派です。
練習の時、いつも赤が負けていました。それだけに子どもたちは、本番では勝ちたいという気持ちが強かったようです。でも、勝負は時の運。相手に引っかかれて目のまわりが赤くなった子もいます。練習の時、鼻血を出した子もいます。精一杯やったのならそれでいいのです。
雨で校庭が濡れていたので、持っている力を十分に発揮できなかったようですが、それでもどの子の顔もステキでした。
昨日、雨で中止になった残りをやりました。低学年、高学年の紅白リレーでは、どの子も力一杯走り、見事、赤が勝ちました。そして、全校競技の大玉送りでも赤が勝ちました。
と言うことで、今年も赤が優勝でした。勝った負けたという結果の裏には、一人一人の子の頑張りや努力、恐怖心に打ち勝つ心、悩みや耐える力や思いやりや優しさがありました。そして、クラスのみんながまとまろうとする意識の芽生えがあったのです。
話は変わりますが、運動会の1週間前。子どもたちが、こそこそと私に隠れて何かをやっています。何かなと思っていたら、5月30日の朝、教室にはいると「ワーッ!」と歓声が上がります。驚いていると「先生、2日遅れですけど、誕生日おめでとうございます。」とクラス全員のよせがきをプレゼントしてくれました。何人かの子からは、手作りのプレゼントもありました。
さすが5年生です。やることがニクイですね。運動会の練習で忙しい中、とてもうれしい21歳の誕生日でした。
問題1
上の文の間違いに赤線を引き、( )に正しく直しましょう。
( ) (10点)
私が家庭訪問で保護者の皆様にお願いすることはただ一つ。お子さんの「自慢話」を聞かせてほしいと言うことです。4、5、6月と約三ヶ月子どもたちと一緒に過ごしてきましたが、彼らには、まだまだ私には見えない素晴らしさがあると思います。それを教えてほしいのです。
もちろん、その他に聞きたいことがあればお答えしますが、「うちの子の自慢だなんて・・・」とおっしゃらずに思いっきり自慢してください。結局のところ、子どものよい面もよくない面も世界で一番理解しているのは、お父さん、お母さんなのですから。
さて、高学年最初の授業参観はいかがでしたでしょうか。時
間割でいくと体育なのですが、運動会をご覧いただいたばかりなので、国語の授業を見ていただくことにしました。
今回の授業は、本当に普段の様子そのままでした。あえて違うところといったら、私がネクタイをしているところぐらいでしょうか。
手を挙げる人数もだいだいあの程度です。しかし、今回はワークシートを使っているので、そこに、自分の考えが書けていればよいのです。そういう意味では、どの子もよく考えて学習していたといえます。
5年生の授業をして一番感じたのは、やはり、手を挙げない、発表しないということです。分かっていなのかというとそうではないのです。算数などの問題をやって「はい、できた人。発表してください。」というと数人しか挙がりません。そこで、いじわるなBAKU先生の質問の仕方です。「合ってるか間違っているか分からないけど、とりあえず答えが書けた人は手を挙げてください。」と言うのです。子どもたちは、いつもと同じ「できた人」だと思って数人しかあげません。すると、「えっ!まだ何も書けていないの!!」と驚く先生。(もちろん全員書けているのを確かめてからの質問です。)子どもたちは、あわてて「あっ、書けた人か・・・。」と全員が手をあげます。すかさず「○○君。」と指名します。答えをいうつもりのなかった子どもたちですが、指されてしまったら仕方なく答えます。答えがあっていればそれを賞賛してやり、間違っていた場合は、黒板で「どうして間違えたか」を再現して原因を究明します。
「手を挙げる」または、「手を挙げない」という行為は、習慣になってしまいます。普段、手を挙げない子は、答えに自信があってもそれを発表するということができなくなってしまいます。逆にいつも手を挙げる子は、自分の答えを再考せずに発表しがちです。
今回の授業は、先ほども書きましたが、発表することをそれほど重要視していませんが、学習全体では、やはり自分の考えを述べることはとても大切なことです。
「教室は間違えていいところ」ということを頭では理解しても、やはり実感していないのでしょう。このことを肌で感じ、そして友達の間違いを認めてあげられる学級の雰囲気づくりが私のこれからの課題といえるのです。
残念なことですが、最近、下校後にお金のことで少しトラブルが起きています。10円、20円程度の額ですが、他学年の子にお金をもらったり、借りたりしていたことが分かりました。また、お金ではなくても買ったお菓子などをあげるということもあったようです。私も買い食いをしているところを何度か注意もしました。
また、物の貸し借りも同様のことがいえます。実際に卒業間近になって4年生の時にファミコンのカセットを貸したままだ、いや、返したというトラブルが起きたこともあるようです。
原則として、遊びに行くときにはお金を持っていかないという約束になっています。お金の問題は大変デリケートなことですので、よくお子さんと話し合ってほしいと思います。
○○移動教室の説明会に参加できなかった方には、資料をお渡ししましたのでよくお読みになってください。また、説明会後、6年の日光、卒業関係の積み立てについての提案もありました。その点についても、質問等ありましたら連絡帳などでお知らせください。
今回の家庭訪問では、お子さんの「自慢話」をしていただきました。家事をやってくれるとか、小さい弟、妹の面倒を見てくれるなどお手伝いについてや、優しい、とにかく元気、一生懸命、しっかりしているなど性格についてなどいろいろ自慢していただきました。
教室の様子を見ていて、なるほどなと思うこともあれば、意外に思うこともありました。おうちの人に自慢していただいたことを、今後、私自身よく見つめて、伸ばしてあげられたらいいなと思います。
そして私も我が5年1組を自慢したいと思います。
いよいよ来週の火曜日には○○移動教室に出発です。みんな、とても楽しみにしていて何かというとその話です。ちょうど準備期間が家庭訪問とぶつかってしまい、いろいろ用意する時間があまりとれませんでしたが、とにかく後は天気がよくなるのを祈るだけです。週間予報を見るとため息も出てしまうのですが・・・。校長先生が「晴れ男」だそうなので、ここはひとつ頑張っていただきましょう。担任はと言うと・・・。まぁ、あまり変わったことをして、雪でも降ったら困るのでいつも通り過ごしたいと思います。
○○移動教室では、いろいろな場所に見学に行きますが、子どもたちにとって一番のメインは、やはりキャンプファイヤーやきもだめし、そして友達と一緒に寝ることのようです。4年の移動教室の時には、大枕投げ大会をやった強者どものようですが、今年はどうでしょうか。
きもだめしは、子どもたちはノータッチで全て先生たちで準備しますので、気になるようです。
子どもたちから聞いているかと思いますが、○○さんが6月の半ば頃、左腕を骨折し、入院しました。公園で遊んでいての事故ですが、手術をすることになり3週間ほどお休みしていました。そして、昨日、無事退院しまして、今日から学校に通えるようになりました。心配していた移動教室も一緒に行けるようになり、一安心です。昨日、お母さんと一緒に学校に来て久しぶりに顔を見ましたが、とても元気そうでした。
昨日が退院の日と知って、お見舞いにいった子、入院中に手紙を書いてあげた子、学級日誌に「○○さんがいないと・・・」と書いてくれた子、手術が無事成功しましたという私の報告に、大きなため息とともに「よかったぁ・・・。」と言った子、そしてクラスの子みんなが、口には出さなくても心配していたと思います。けがをしてしまったことは、残念ですが、そのことで得られた物もあると思います。
いつも元気いっぱいの○○さんですので、きっと入院生活は退屈だったでしょうが、その分、移動教室で発散してほしいと思います。
天気予報を見ると九州や中部地方では大雨とのこと。理科の勉強で天気は西から東へ移ってくるということを勉強したばかり。思わずため息をつきたくなるような中の出発式です。
出発式、朝会、閉校式、到着式は班長の仕事です。○○君が児童代表のことばを言うことになっています。全部暗記して、大変立派に言うことができ、○○先生[2組の担任]も「すごいね。」とほめてくださいました。
先生方やおうちの方に見送られてバスが出発します。バスの座席は、1日ごとに変えることにしました。うちのクラスは19人ですので、どうしても一人になってしまう子が出ますが、不公平にならないようにと子どもたちがいろいろ考えて決めました。
高速道路に乗るまでは、東京のビルのことなどをガイドさんが説明してくれました。高速道路にはいるといよいよお待ちかね、バスレクの始まりです。○○君、○○君、○○君が用意してきたゲームをしたり、ギターに合わせて歌を歌ったりして楽しく過ごしました。
もちろん、高速道路の工夫されている点や、人工の湖である相模湖などを見て学習もしました。
走るに従って次第に雨足が強くなる中、富士ビジターセンターに到着しました。ここでは、樹型溶岩や富士山の成り立ち、富士山周辺の動植物などの自然を学習しました。
予定通りの時刻に○○荘に到着。○○荘が見えてくると「わぁ、すごい!」「きれい!!」の声。いよいよこれから本当に移動教室が始まるぞという実感がわいてきました。
雨が小降りになってきたけど、とにかく行けるところまで行ってみようということで出発しました。残念ながら、○○さんが少し熱が高いのと、滑りやすいだろうという予想から○○さんは、看護婦さんの部屋で留守番する事になってしまいました。
別荘地の道を進んでいくと途中から山道に入ります。ここら辺で雨もほんの少し霧雨が降っている程度になりました。そこでもう少し上まで行くことにしました。坂もだいぶ急になり、子どもたちの息も荒くなってきます。しばらく登って後ろを振り返りました。雲が少し晴れて○○湖が見えました。「わぁ!!」の歓声の後、一瞬の沈黙。子どもたちが登ってきたこのときに合わせたかのように雲が晴れました。
しばらくすると、山の上から雲が次第に降りてきます。そして、霧が周りを包んでいきます。雨も降っていないのに体が濡れていきます。晴れたときには経験できない自然の驚異です。
メニューは、カレーライスとサラダバー。栄養士の○○先生が、出発前にランチルームでサラダバーの練習をさせてくださったので、みんな上手に取っています。
5年1組には「食事の掟」があります。それは、「ごはんつぶを残さない」です。ふと見ると、誰もごはんつぶ一粒も残していません。あぁ、みんな、給食でなくても忘れてないなぁと感動する担任。しかし、この感動も次の朝には、もろくもくずれさるのでありました。
とにかく、○○山から帰った後、私と顔を合わすたびに「先生、きもだめしやる?」と質問してきます。多少の雨も何のその。カッパを着込み出発です。コースは、○○荘の裏の道。先ほど○○山に行くときに通った道です。しかし、東京とは違います。ホントに真っ暗で足下さえ見えにくいのです。その道を全員で通って少しひらけたところに集まります。つまり、すでに合計3回も通っていることになります。しかも、先生たちはおどかしません。あぁ、なんと心の優しい担任なのでしょうか。でも、ということは、もし、ガサガサと音でもしたら・・・。
その場所でくじを引きます。もちろん男女ペア。順番が決まったところで、指導員の○○さんに「こわい話」をしてもらいます。
と毎年受け継がれている話をしてくれます。耳をふさぐ子、そして、その指を小刻みに動かしている子、耳をふさぎながら小さな声で歌を歌っている子、そして、ニヤニヤしている担任。
ゴールには校長先生。分かれ道のところでは○○先生[2組の担任]と○○先生[養護の先生]。
そしてスタートには○○さん[外部指導員]と私。泣き出す女の子、冗談を交わしながらも口元がひきつっている男の子。そして、ニヤニヤしている担任。
いよいよ始まります。
(つづく)
出発が近づくにつれて泣き出す女の子が増えてきます。「男の子は手をつないであげなさい。」と言うと、もじもじしながらもカッパの裾を持ったりしています。
‥なんと微笑ましい光景でしょうか。
・・・男の子だってこわいものは、こわいのです。
とにかく、どんどん出発して行きます。「きもだめし・並び順の法則」とでも言いましょうか、さっきまで強気の発言をしていた子も自分の順番が近づくにつれて次第に声のトーンが落ちてきます。そして、先頭になると、急に無口になります。そして、こちらを向き、「もうそろそろ出発じゃない?」
子どもたちが一番こわかったのは、写真屋さんがフラッシュをたいたときの様です。でも、全員無事にゴールにたどり着き、最後に先生たちが戻ると「もう一回やろうよ!」などという子も出てきます。
子どもたちの移動教室での楽しみは、なんと言っても「みん
なと一緒に寝る」ということのようです。1日目は、みんな比較的すぐに寝たようです。夜中に布団を掛けに行きました。家庭訪問で「うちの子は寝相が悪くて・・・。」と心配していたお母さん。大丈夫ですよ。みんな、寝ながら運動会をしているような有様でしたから。
意外と多いのが寝言です。飛び出している足を直してあげると「ムニャムニャ、○×△・・・。」とあちらこちらから寝言が聞こえてきます。そんな子どもたちを愛しいまなざしで見つめながら、笑いをかみ殺している担任なのでした。
2日日の朝、昨日早く寝た分、みんな早起きで5時近くに起きていた子もいるようです。
昨日の夕食は、担任が言わなくても「食事の掟」を全員守れていました。ところがなんと言うことでしょう。今朝の朝食では、ごはん粒が残っている子が何人もいるのです。一声かけて、初めて「あっ、そうだ。」と気がつく有り様です。ムムッ、いったいどうしたんだ!何があったんだ!と心の中で自問する担任。そして、ハッと気がついたのです。昨日、一粒のこらず全べていたのは・・・。その理由は・・・。そうです。子どもたちは単にカレーライスが大好きだったのです。
あまりに早起きだったので、みんな、今日一日、大丈夫かな・・・と思いましたが、またもや雨の中、見学に出発しました。
まずは、富士山を目指してバスに乗ります。ガイドさんが富士山の周辺についていろいろ説明してくれますが、案の定、こっくりこっくり始まりました。睡魔におそわれている子どもたちと、元気いっぱいのガイドさん。そして、暴風雨の中、バスは進むのでありました。
奥庭に着いたのですが、あまりの雨と風のため、トイレ休憩だけにしました。とにかく、富士五合目だけは子どもたちに見せてあげたい。奥庭からはほんの少しの距離ですので、バスを走らせました。
富士五合目、到着。「先生、馬なんかいないよ。」この雨と風の中、馬なんか出ているはずもなく、車さえ2台ほど止まっているのみ。
傘はとばされてしまうので、全員カッパのみで登山道の入り口まで行きます。悔し紛れに「みんなーっ!今日は、A小の貸し切りだぁ!」と叫ぶ担任。つられて「ワーッ!」と喜ぶ子どもたちも、その瞬間、風で吹き飛ばされそうになります。
ここまでくる道は、曲がりくねった山道でしたので、バスに酔ってしまった子も何人かいます。外に出たとたん、ゲェェェ。でも、天然の水洗トイレの暴風雨が、全てを洗い流してくれます。
富士山の思い出は、雨と風なのでありました。

(つづく)
先日は、娘の退院祝いを、皆さまからいただきましてありがとうございました。おかげ様で18日間の入院の後、すぐに湖移動教室にも参加できました。先生をはじめ、お友達に大変お世話になりました。まだ、しばらくはギプスを付けていますので、皆さまに助けていただくことが多々あると思います。今後とも、よろしくお願いします。
富士山から一路、紅葉台に向かいます。紅葉台ではお弁当が待っています。そして、子どもたちが楽しみにしているおみやげを買う場所でもあります。
紅葉台までは、15分程度の山道を歩きます。担任は、どの程度歩けば到着するか知っていますので、気にもしませんが、歩くのが苦手な子には、この山道が永遠に続くかのように感じるのでしょう。「まだ着かないの?」などと弱音も吐きますが、私が上から「お〜い。ここまでだょ。」と声をかけると、いきなり顔が輝き、スタスタと歩き出します。
お弁当を食べて、いよいよおみやげです。1500円のお小遣いをもらい、にこにこしながら物色し始めます。最後の50円までも使い果たそうとあれこれ悩んでいます。人気があったのは、おまんじゅう、マリモなどです。
紅葉台の看板の前で写真を撮り、下山します。バスに少し乗って氷穴へ向かいます。
滑りやすい足下に注意しながら、狭い洞窟を
降りていきます。少し中にはいるだけでぐっと気温が下がります。しゃがんで歩かなければならないところもありますので、背の低い子が「私は楽に通れるわ。ラッキー!!」と喜んでいます。○○君が帽子を濡らしてしまったのですが、それが凍りつき、みんなびっくりです。中には、天然の氷の固まりがあり、その前で写真を撮りました。寒かった分だけ外に出るとむし暑く感じます。鍾乳洞とは、また趣の違う洞窟探検でした。
氷穴を出て、青木ヶ原樹海を歩きます。遊歩道ですので全然危険はないのですが、やはり「自殺の名所」というのが気になって、子どもたちは少々気味悪がっています。歩き始めてすぐに「ちょっと待て。よく考えよう。〜云々」の自殺防止の看板があり、みんな目が点になっています。どうも、子どもたちのイメージでは、そこら辺に白骨がごろごろ転がっているところのように思っていたのかもしれません。
しばらく歩いてから、○○さん[外部指導員]が急に立ち止まり、周りをきょろきょろ見回し、「あれ・・・。う〜ん。こっちでいいのかな・・・。」などとつぶやきます。道に迷ったかと思い、子どもたちは「え〜!!」
忍野八海の池が、ここのところの雨で濁っていると聞いていたので心配していましたが、雨も上がり、きれいなわき水が見られました。「湧池(わくいけ)」という池は、底が洞窟のように奥深くまで続いています。中をのぞき込んだり、池に手を入れて冷たい水を体験しています。
宿に帰り、夕食、入浴をすませ、いよいよ室内レクです。キャンプファイヤーが中止になってしまいましたが、ここが盛り上げどころ。レク係が頑張りました。
歌を歌ったり、ゲームをしたり、楽しく過ごしました。中でも子どもたちが気に入ったゲームがハレルヤゲームです。私がギターを弾いて、「♪男の子だけ〜」と歌うと、それに該当する子だけが「♪ハレル〜ヤ!」と歌い返します。「♪眼鏡をしている子だけ」「♪勉強好きな子」「♪○○[外部指導員]さんが大学生だと思う人(本当は27歳)」などと続きます。
「♪クラスに好きな子がいる人」「♪隣のクラスにいる人」と歌うと、顔を真っ赤にしながらも、ちゃんと「♪ハレル〜ヤ」と答えてくれました。本当にみんな正直者です。
楽しい時間を過ごしましたが、私としましては、何よりも心残りなのは、
フォークダンスの王様「オクラホマ・ミキサー」ができなかったことです。キャンプファイヤー(今回は室内レクですが・・・)と言えば「オクラホマ・ミキサー」です。恥ずかしがりながらも、先生に「ちゃんと手をつなぎなさい。」といわれてつなぐ手。いやだなという顔をしながらも、内心ドキドキしてしまう、あの青春の思い出。もうすぐあの子と踊れると思っていると必ずそのひとつ手前で終わってしまう、不思議な法則。
あぁ、残念!
[すいません。この号が発見できません。HDDの中にも、ファイルにもないのです。見つかり次第、掲載します。]
といって黒板に直径1mmくらいの円を書く。
と言って、小さな点を書く。
(つづく)
保健の教科書を配ると、さっきまでざわざわしていた教室が、いきなりし〜んと静まり返ります。先ほどまでは、何となく生物学的な話だったので平気だったのでしょうか。裸の絵を見ながら説明します。
「女の子は思春期になるとおっぱいが出てきます。これは、なぜか。赤ちゃんに栄養たっぷりのミルクをあげるためです。腰幅が広くなってくる。これは、丈夫な赤ちゃんを産むためです。そして男の子は声変わりをします。それから、男女とも性器のまわりに毛が生えてきます。」
ここで、体に生えている毛についてその役割を説明しました。髪の毛やひげ、眉毛、すね毛などはすぐ下に骨があり、ぶつかると切れやすい。だからクッションの役目をしている。脇の毛は、そのすぐ下にものすごく太い血管があるなどと話しました。
今度は、子宮や精巣などの図を見ながら、先ほどの精子の旅を確認します。
初めての月経を初経(初潮)、初めての射精を精通ということなども伝えます。そして、これらの第二次性徴が現れるのは、ホルモンの影響であることを話しました。
生理や性毛、勃起(今回は触れていない)などの第二次性徴の特徴だけについて話すと子どもたちは、羞恥心から「恥ずかしいこと」ととらえがちです。そこで、今回は、かなり生物学的な観点から話しました。
つまり、第二次性徴も思春期の感情も、子孫を残していくために必要なこととして話しました。また、生理が始まれば、それで赤ちゃんが産めること、でも、生むことができるということと育てることができることとは違うという話もします。私の子どもが病気をして夜中に救急車を呼んだときの話をして、いかに育てることが大変なことなのか、責任重大なことなのかも話しました。
性行為については、話しませんでしたが、「どうやって精子は卵子のところに送り込まれるんだ・・・?」というつぶやきもありました。
子どもたちにどれだけ伝わったかは、分かりません。ただ、どれも人間の発達として普通のことであり、大切なことということは、分かってくれたようです。
それでは、みなさん、楽しい夏休みを!!
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